日産セレナC25を車中泊仕様にした(2)

ミニバンで疑似キャンピングカー、ともいえる車中泊仕様車の作り方だが、もちろん、まずはググった。

するとすごいサイトに行きついた。片付けても3列目シートは潰れるが、2列目までは完全に使えるので、5人はゆったり座れるフォーメーションだ。

もちろんC26の現行セレナや、他の車種でも、採寸すれば流用できる。

ちなみに、参考サイトはここだ。ここの管理人氏はすごい。寸法やパーツリストまで載ってるぞ!

簡単にいえば、矢崎総業の「イレクター」というパイプでフレームを車内に組み、ベッドを作るというものだ。

これがイレクターというパイプ。俺氏の場合、この1500ミリのパイプを11本使用した。

まずはホームセンターで探したのだが、ときどきアイボリーは扱っているところがあったものの、なかなか黒のパイプがない。白っぽいのはカッコ悪いような気がしてな……。

都内在住の俺氏の場合、クルマで2時間近くかかる巨大ホームセンター「ジョイフル本田」にたどり着いたが、比較的広い売り場があって、品揃えがよかったぞ。

ま、ただ、品番もしっかりわかっていて決め打ちで買えるものなので、ネットで買ってしまったほうが楽かもだ。プラスチックの部品も、パーツリストの通りに買ったぞ。
ただし! 参考サイトの管理人氏のとは車種かグレードか何かが若干違うのか、やはりちょっと差異があった。

とくに、脚の高さは、どうも設計図画通り揃わなかった。だから、アジャスター付きの、

こっちにしておくことをオススメしたい。

あ、それと、カッターは必須だ。純正品が切りやすい。

が! これとかみたいな、

一般的なスチールが切れるパイプカッターでも問題ない。
イレクターの中身はスチール製だそうだ。メーカーの人が言っていた。
選ぶときはスチール管が切れるものにしてやってくれ。

ちなみに、切断すると当然ながらロスが出るので、きちきちにパーツを切り出そうとすると長さが足りなくなる。余裕をもって切り出そう。

接合のプラスチックパーツは、

ここで、まとめ買いしてしまうのが安くてよろしい。
巨大ホームセンターは楽しかったが、店内が広すぎるうえ、やたら遠くて帰りはめちゃ疲れたのは秘密だw
そして寝床となるベニヤ板だが、9ミリ厚の合板をホームセンターで切ってもらった。いちおう、シックハウス症候群の原因になるアセトアルデヒドなどが低減されている「フォースター」のものにしたぞ。いちおう室内で寝るものだからな。値段もそんなに高くない。1枚1000円くらいのを3枚買った。

べニヤの寸法だが、パーツリストのままだと、ほんの若干だが小さい気がする。5ミリくらいずつ大きくてもいいと思う。

これで材料は揃った。

ここまで、材料費だけで1万7000円ほどかかっている。
うん、ビジネスホテルなら3泊くらいできるな?ww
元を取らんとならん。

いよいよ車内で組み上げるわけだが、いきなりクルマで組んでも大丈夫だった。このイレクターっていうのは、基本は液体の接着剤で未来永劫くっつけてしまうもののようだが、そうすると分解できなくなってしまう。

俺氏の場合は、

このメンディングテープというもので仮止めして使っている。ガムテープのようだが、こちらは、すぐに剥がせて、痕も残らないので非常に良い。実際、いまのところ問題なさそうだ。やっぱり、クルマは3列目を使いたくなるシーンもありそうなので、こんなジャングルジムみたいなものが降ろせないのは困るからな!

まだ続くぞ!

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