北朝鮮情勢が緊迫する中だが、中国でも右傾化の動きがあるらしい。
人民代表大会常務委員会が、今年度の立法計画として「国歌法」の制定作業を進めているそうだ。法案は6月には発表される運びだという。
法案の中身は、国歌の尊厳を保証する、というもので、替え歌を作った場合には法的責任を追及されるようになるというのだが。
まーーー。
君が代の替え歌とか、しにくいし!
荘厳だし!
それにひきかえ…
おまえら、中国国歌聞いたことあるか?
あれ、勇ましい曲なんだが、実は抗日映画の主題歌だったんだぜ。
それだけに、訳すとすごい内容だ。
立ち上がれ。奴隷になりたくない者たちよ。
我らの血肉で新たな長城を築け。
中華民族は最大の危機を迎えている。
それぞれが最後の雄叫びを叫べ。
立ち上がれ、立ち上がれ、立ち上がれ。
万人が心を一つにして
敵の砲火をかいくぐって前進せよ!
前進! 前進! 前進! 進め!
和訳すると、こんな感じ。
敵の砲火、という言葉が出てくるが、当然ながらそれは日本を指す。
もともと中華人民共和国というのは、反日せねば成り立たないモノだということがよく分かるだろう。
現在、中国国歌は異なる楽譜が10種以上出回っているらしく、統一する必要があるということで、今回の法案となったようだ。
ただ、「歌い間違えたら違法」というわけではなくて、正しい演奏と国歌の扱い方を定める、ということらしい。
とはいえ、ああいうお国柄だ。
これからどうなるかは分からんぞ。
中国に行くなら気をつけたほうがいい。