中国出張や旅行で人民元に両替すると手数料が高い。その対処方法がわかった

中国出張を控えた俺氏。けっこう憂鬱だ。

だって、中国って、人が異様にたくさんいるんだもん。そしてなんといっても、カオス。秩序がない。横入りとか、騙すとか、なんか北斗の拳の世界なんだもんな。そういうの、地味にストレスだ。

救いは、香港空港から往復することだな。香港は先進国水準に近い。中国に返還されてからは、かなり大陸っぽくなってきた面もあるが……

で、だ。

中国はフィンテック社会としてスマホでQRコードをかざして、なんでも決済できる世になってきたと盛んに報じられているが、あれは外国人、とくに旅行者にはハードルが高い。

俺氏も前は中国出張がかなり多くて、いろいろ試してみたんだが、今は銀行口座も住んでいないと開設できなくなっているし、中国の電話番号を記憶したSIMカードも維持しないとならん。もう現実的じゃなくなっているっていう。

かといって現金両替をすると、1回につき50元も手数料を取りやがる。50元って1000円近いぜ? しかも街に出るまでの小額を、と思ってやるとさらに損害が大きくなる。だから現金を空港で換えるってのはオススメできない。

でも、待て。
成田空港とか日本の出発空港で換えるのはもっとオススメできない! 基本はこうだ。

<「米ドル」と「ユーロ」は日本で換えていったほうが為替レートが良いが、それ以外の通貨は現地で両替しろ>

つまり、日本円と比べて国際的な信用度が高い通貨は日本で換え、それ以外は現地で換えたほうがいいってワケ。それに該当するのはUSドルとユーロくらいなもんだ。人民元を日本で換えると異常なほどレートが悪く損するぞ。今後はわからんけどなww

そこで、中国での次善の策となるのが「銀聯カード」だ。
中国では「クレジットカード」といえば銀聯カードを指す。「カード使えますか」といってOKといわれても、JCBとかVISA、MASTERましてやAMEXなどは「国際カード」といわれて使えないことも多いのだ。だから銀聯カードを持っておくと使えないところが減って、超ラクだぞ。

日本でもいくつかの方法で銀聯カードが作れるが、クレジットカードだと使いすぎて怖い。ぼったくりみたいなやつらもいるしな(俺氏もひっかかったことある)。ちゃんと明細で金額を見てからサインしないと駄目だぞ。日本人は無警戒ですぐサインすると知られているらしいから注意が必要だ!

そこでオススメのカードはデビットカード。チャージしてある金額までしか落ちないから、ぼったくり対策にもなる。しかも、カード審査がブラックでも作れる。クレジットカードじゃないからな。13歳以上なら誰でも申し込める。出発前に日本国内でチャージしておけば、現地通貨を現地空港のATMから引き出せるのは精神的にかなりラク。

中国では偽札もATMから出てくるからな。だからフィンテックが流行った側面もある。偽札をつかまされたら、丸損してしまうからな……悔しいもんだぞ。

NEO MONEY

ここで銀聯ブランドが作れるからチェックしてみてくれ。
ちなみに、銀聯カードは<暗証番号6桁>+<サイン>が必須だ。やや面倒だが、セキュリティが高い分だと思って堪忍してやってくれ。

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