Grabはタイのタクシー問題の解決法となるか

タイ王国というとこは、大変国民性も穏やかで気候も良く、日本人に人気の観光地だ。

ただ、面倒臭いことがふたつある。
ひとつはチップ制度。ファラン(欧米人)が持ち込んだルールらしく、日本人観光客にはどの程度渡したらいいのか分からないこともあり、タイヘンわずらわしいよな。これはまた別稿で書こう。

もうひとつが、タクシーだ。屋根に「TAXI METER」と書いてあるのに、メーターを使いたがらない。つまり交渉になるわけだが、そうなると正規の二倍三倍は当たり前。さらに、「そっちのほうには行きたくない」という乗車拒否も多い。

すなわち、タイでのタクシーの拾い方は、いちいち行き先を言ってメーターで行くか? と聞いて回るしかないわけだ。こりゃ疲れる。

で、最近出てきたのがGrabというアプリ。これを使うと近隣のタクシーが表示される。バイタクや白タクも選べるのがすごい。観光客には、タクシーを勧めるぞ。

で、迎車先と行き先を地図上で打ち込むと、だいたいの値段が出て、ドライバーの募集を始める。ドライバーは彼ら用のアプリを入れていて、この客を乗せるか否かを選べるようだ。

めでたくドライバーが決まった。タイ語は読めなくてもナンバーの数字あるので、その番号を目安に当該車を探そう。緊急時は電話もできるボタンがある。

肝心の料金の払い方だが、到着時にメーター料金を運転手が自分のスマホに打ち込むのを確認。そこに手数料がプラスされるんだが、実際やってみるとメーターが70バーツくらいところに手数料が50バーツくらい付加された。迎車料金ということで150円くらいならいいか、という感じ。アプリに登録したクレジットカードに請求される。

空港と市内とか、遠距離ならアプリを使わなくてもすぐタクシーはつかまるが、近距離などは使えるかもしれないな。

そういえばスコールのような大雨が降ったときに使ったら、わりとすぐ運転手が見つかったのだが、向こうからキャンセルされたぞ。困るよな…

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