上海浦東空港でシャワーを浴びようとしたら順番トラブルに巻き込まれ大変なことに

上海から東京まで、夜行便で帰ることになっていた俺氏。
前回、香港のプレミアムプラザラウンジでシャワーを浴びてスッキリしたので、味をしめて上海でも試してみたぞ。

俺氏はANAだったので第二ターミナル。
77番搭乗口のそばにある、このラウンジに突入。
プライオリティパスのアプリで下調べ済みだぜ!
営業時間は深夜2時までと遅くまでやってる。ありがてえ。

ちゃんと「77」っていう、近くの搭乗口番号が名前に入っていて分かりやすい。
「チャイナイースタン・プラザプレミアムラウンジ」となっていて、
アタマに中国東方航空の名前が付くが、基本は香港のプラザプレミアムラウンジと同じ系統っぽい。
ロゴも同じだし。

ここが受付だ。もちろん、プライオリティパスで、スマートにチェックイン。
その際にシャワーを使わせてほしい、と頼もう。

俺氏は失敗したことに、中国語で「我想淋浴」と中国語で言ってしまったんだな。
ここは英語でいくべきだった。
中国というのは特殊な国で、本来自国語を話す人は優先されるはずが、むしろ「中国人かよ」的な扱われ方をしたりするので油断ならない。

「20分後にまた受付に来てください」

そう受付嬢に言われて、なんとボーディングパスを預かられてしまう。
ちょっとこれは不安だ。

20分というのは微妙な時間で、酒を飲み始めてしまうと短いし……ということで、サラダなどをつまんでジュースで待機していた。ビールは風呂上りに飲みたいしな。

で、20分後。受付に「20分経ったから来たんだけど」とまたしても中国語で告げる俺氏。
すると、

「まだ先客が終わってない」

と受付嬢。

まあ、仕方ない。受付脇の席で待てというのでそこで座ってスマホをいじっていた。

すると、トラブルが起きた。

いかにも強そうな、タンクトップを着たアマゾネス風の中年女性(非アジア人)が、俺氏を指差して突進してくるじゃないか。

それを受付嬢が止めようとしつつ、俺氏に中国語で何か言っている。
だが、焦っているのかめちゃくちゃ早口で、中身が理解不能。
そのうち、アマゾネスさんが「お前は英語が分かるか」と聞いてきたので、頷く。

「ユーアー、アフターミー!」

怒気を含んだ調子でそう言われたが、俺氏は順番なんて知らないし。
ダチョウ倶楽部よろしく、「どうぞどうぞ」と手で合図。
アマゾネスさんも一安心したらしい。少し表情が緩む。

そこで余計な一言を言ってしまった俺氏。あちゃー

「シャワーを浴び終わるのが、ちょっと早めだとありがたいけど」

これを聞いたアマゾネスさん、ふたたび表情を固くし、

「早ければラッキーだと思いな」

くらいの捨て台詞を残してシャワー室へ消えていった。

ふと周りを見渡すと、受付嬢はフリーズしていたw

なんだよここ、シャワー室が1つしかないのか?

そう思ったが、10分ほどで俺氏もシャワー室に案内された。3つくらいは少なくともシャワールームはあったぞ。夜は稼働率が高いのかもしれんな。

中の写真を撮ったのだが、やたら狭いので変な角度ですまん。

ここも、香港と同じように洋式トイレが手前にあり、そこが脱衣スペースになっている。

掃除は行き届いているが、なんと! シャワー後に足を乗せるバスマットが濡れている……先客のを換えてないっぽい。ありえん。

俺氏は自分のタオルを持っているので、バスタオルは足拭きタオルに降格してもらった。
この、モンベルの「ソークアップタオル」、海外旅行でシャワーを浴びたり、国内でも銭湯や温泉に行くとき、ものすごく重宝するぞ! わざわざ乾かさなくとも、濡れたままで持ち運べるしな。

バスタオルよ。恨むなら掃除のおばちゃんを恨めよ!

ってことで。

これから夜行フライトで寝るなら、歯ブラシ、髭剃りはなかったから、持参したほうがいいな。さっぱりして眠りにつけるぞ。

世界中の空港でラウンジが無料で使えるプライオリティパス。
楽天プレミアムカードに入れば、プライオリティパスの年会費が約4万円なのに、たった年間1万円で手に入る。これは最安だろうな。

出張が多いやつや、旅好きなら持たない理由はない!

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