5月2日のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」では、アジア系観光客が多い沖縄でレンタカーの運転マナーが悪い件を報じていた。なかでも、国際免許が通用しない中国人が、フィリピンの国際免許をカネで買って裏技的にレンタカーを借りている現状をリポートしていた。
なるほどな、中国人ならやりかねない。だが、最近は中国でも賄賂では運転免許が取れなくなっているそうだ。実際に賄賂を贈ろうとして断られたヤツから聞いたので間違いないw
で、最近沖縄に行った俺氏も、たくさんの外国人運転手をみかけた。レンタカーの後ろにステッカーが貼ってあるのだ。「外国人の方が運転しています」というやつだ。
これこれ。拡大してみよう。
沖縄自動車道では、ゆっくり左側を走るレンタカーが多数。何かと思ったら外国人だった。
テレビ番組「モーニングショー」では「けしからん」という論調だったが、どうにも欠けている視点があると俺氏は感じた。
番組を見たら「うわ、中国人がインチキしてレンタカー借りてやがる」と断じてしまいそうになるが、これは早計なのだ。
同じような姿かたちに見えて、同じ言葉を喋る台湾人は、日本で合法的にレンタカーを借りられるのだ。台湾と日本では相互に翻訳文を持参することで運転可能。これは相互的なものだから、日本人も台湾でレンタカーを借りられるし、バイクも乗れる。翻訳文はJAFで作ってくれるから、興味のある人はやってみてくれ。向こうに行ってからも大使館がわりの日台交流協会で即日作れる。
俺氏も台湾でレンタカーを借りたことがある。コンパクトカーのホンダFITだったが、あんな小さいクルマでも左ハンドル、右側通行というだけでけっこう緊張する。田舎道は問題ないんだが、とくに台湾の街中はバイクの嵐なので注意が必要だ。ああ疲れたw
かつて50年間、日本が統治した影響もあって、台湾人は日本人に似ている部分も多いと感じるぞ。
つまりだ、中国人ぽくても台湾人かもしれないから温かい目で見てやってほしいのだ。大陸中国人と台湾人って、かなりメンタリティやお行儀も違うんだぜ?
日本はこれから少子高齢化で、観光で稼がなくちゃならない部分も増えてくると思うからな。