ちょっと前から、中国の空港で入国時の指紋採取が始まったというのは報じられてきてたな。
だけど、数年間いちども遭遇しないできていたのだが、とうとう生体情報を中国に握られてしまったのでレポートしたい。
それは、上海の羽田空港的な、虹橋空港でのことだ。
国際線で虹橋空港に到着した俺氏を待っていたのが、指紋採取マシン。
しかも!
日本とか韓国、台湾みたいな人差し指だけのものではなかった。
両手の親指以外の4本をガラスに当てさせられ、さらに、両手の親指をペタリと撮る二段階式。けっこうエゲツない。
掌紋まで取るアメリカほどではないが、かなりそれに近く屈辱感パナい。
しかし、拒否れば入国も拒否されることは自明。されるがままだ。
もちろん、従来通りウェブカメラでの顔写真撮影もある。
中国では、顔認識技術が実用化されていて、信号無視とか顔でバレちゃう。そこに外国人である我々も適用されるのかは不明だが、かなり不愉快ではある。
ということで、いま上海に入るなら指紋採取のある虹橋でなく浦東空港のほうがいいのかもしれんなあ。