中国・香港出張に必携SIMカード 跨境王

俺氏、ときどき中国大陸や香港、マカオに出張がある。

いわゆるヒトツの、ブラック企業なので通信費は自腹。どこぞのブルジョア会社と違い、社員にモバイルWi-Fiとか貸りてくれない。
なので自己防衛でSIMカードを買った。

その名も、跨境王。
またぎ、さかい、おう。
王様っていうくらいだから、すんごい名前だなオイ。
でも意味が分かってしまうのは漢字文化圏の日本人の悲しさ。

これ、通信事業者(キャリア)はチャイナユニコム(中国聯通)で、香港の電話番号と中国大陸の電話番号の2つの番号が付与される。ダブルナンバーってやつだ。かっこいい。大陸にいるときは大陸の番号で、香港マカオにいるときは香港ナンバー、っていうことになる。ちなみに、このSIMカード、台湾でも使える。中華圏を一網打尽にできるってわけだ。

残額のチャージも、ネットで可能。VISAカードかMasterカードという限定はつくが。銀聯カードは中国大陸発行じゃないとダメ、とダイアログが出る。在華日本人ならまだしも、普通の日本人には難しいだろう。

ちなみにスマホは、いつも使ってるiPhoneが使えるぞ。6S以降なら半年以上の使用で、ドコモやau、ソフトバンクなどで解除してもらえる。androidでも同様だ。SIMロック解除は、公式サイトの案内に従って、自分でもできる。自らやれば手数料が節約できる。わからなければドコモショップなどのショップにGO、だ。

で、跨境王のチャージ方法だが、パッケージのQRコードから、公式サイトにアクセスすればチャージできるところにたどりつく。このSIM、プリペイドSIMなので有効期限があるが、チャージし続ければ半永久的に使えるぞ。俺氏も何年も使っている。100香港ドル以上のチャージで180日、300香港ドル以上のチャージで360日延長されるので、チャージを切らさなければ、ずっと自分の番号として保持することができる。なかなかいいだろ?

しかも!
なにがメリットかといえば、中国では封じられているFacebookやLINE、Twitterも利用することができるのだ。いちいちVPNを契約しなくてもいいわけ。こりゃ便利。

俺氏はこの加強版を使っていたが、LTE(4G)ではなく、3Gでちょっと遅かった。

パッケージはこんな感じ。

裏を見ると、パケット料金やパケットパックの容量が書いてある。
俺氏はいつも、渡航したら500MBのパッケージに入るぞ。500MBが30日有効で68香港ドル。日本円にすれば800円とか、だな。

中国でも、外国人もSIMを買うことができるのだが、やはり社会主義国家。パスポートや住所が要るなど、いちいち面倒くさい。日本で買って、そのまま現地に着いたら差し替えて使えるというのは、限られた滞在時間も奪われないし、めちゃくちゃ楽。

いまアマゾンを見たら、新しいのが出ていて、4Gで使えるようになっていた。日本のサイトで買えるなんてめちゃくちゃ楽じゃないの! 言葉の問題もないし、事前に現地の電話番号が分かっていれば、お迎えに来てくれる訪問先やホテル、留守宅にも事前に知らせられる。いいことずくめだ!

楽天↓

ふつうにオススメの逸品。っていうか、この番号が俺氏のモノと電話帳に入っている中国人の知り合いも多いし、普通に無くてはならないモノだ。前は「中国移動」のSIMを維持していたが、それよりつながるイメージ。いざとなれば日本でもSoftbankの電波を掴んで使えるのがGoodだ!

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