極東ロシアで活躍する元日本船の出身地を調べた結果…

うす!

極東ロシアに中国から陸路で行ってきた。
そのとき、フェリーに乗ったんだが。

ウラジオストクと中露国境に近いスラビヤンカ(スラビャンカ)とを結ぶ航路だ。

ウラジオストクは張り出した半島なので、道路で行くよりフェリーのほうがショートカットできるのだ。

こんな感じに。
船は漁船に毛が生えたような小さな船。

船内をよく見ると…

あれ。日本製やんか。
広島県尾道市の瀬戸内クラフト株式会社建造、
とのプレートが。

前に台湾の離島に行ったときは、沖縄の中古船が使われていたし、日本船舶ってのは海外でけっこう活躍してるもんなんだな。

外側の船体を見ると、旧船名が書いてあるではないか。

にゅうしらいし

と読める。

調べて見ると、岡山の三洋汽船や和歌山の友ヶ島汽船などに在籍していた船のようだ。

明石海峡大橋の開通など、日本の海運が傾いて転々と譲渡された挙句、ロシアで新天地を見つけた船……

古かったが、まだまだ活躍しそうだ。ぜひ頑張ってほしい、ヤマトナデシコのフェリー。

ウラジオストク〜スラビヤンカ便も、1日1往復。月曜だけ二往復、ということのようだ。

ついでなので時刻表も上げとこう。
ロシア語しか書いてないが、翻訳ソフトによれば曜日ごとの時刻表のようだ。

けっこう頻繁に変わるようなので注意!

スポンサーリンク