中国上海でSIMカードを買いネット規制を乗り越える方法2018年版

俺氏は今中国大陸に来ている。前回、中国のインターネット規制について書いたばかりだ。LINE、Facebook、Twitter、YouTube、そしてGmailをはじめとするGoogleのサービスに、通常の方法では中国からは接続することができない。

そこで前回、香港SIMを日本のアマゾンで買っておいてそれを持参し使用する方法を書いた。
この記事だ。
http://www.oreshi.xyz/2018/02/03/post-2078/

で、出発の羽田空港国際線ターミナルに着いたら、その香港SIMを忘れたことに気づいた。おいおいおいおい!!

このままではLINEもFacebookもTwitterはいいとしても、メインで使ってるGmailが使えなくなる!!
大ピンチに、脳内がぐるぐる検索する。

まず思いついたのが、当日でも借りられるモバイルWi-Fiをレンタルする方法。これは最も難易度が低いので、あれこれやるのがめんどくさいかったり、予定が詰まっていて携帯電話会社に行くなんてできない、と言う人はこれ一択。
ただし値段は高くて、中国の場合、ネット規制回避のオプションをつけると1日1,000円以上だった。

予算に余裕がなかった俺氏、現地でぶっつけ本番でSIMカードを買うことにしたぜ。その前に、VPNというものを契約。VPNとは、要するに中国のネットワークではなく、海外のサーバーにつないで、その国からの利用のように装う回線のことだ。

VPNに入っておかないと、中国から出来る検索が限られてしまうからな。情報が得られなくなるのは困る。VPN会社にもいろいろあるんだが、ネットの評判をチェックした結果、「VyprVPN」に加入。
ここは、三日間のお試し利用もできるので、どうしても使えないようだったら解除すればいい。ホームページは英語だが、日本語のアプリがあるのでとても助かる。契約方法を日本語で説明しているページはたくさんあるので、契約の方法はそちらを参照してくれ。1ヶ月で5ドルちょいとかなので、安いと思う。
ここ↓
https://www.goldenfrog.com/vyprvpn

そして、アプリをダウンロード。iPhone用とAndroid用があり、パソコンももちろん使える。
とりあえずVPNさえ入っておけば、ホテルなどのWi-Fiから規制の壁越えが可能になる。

そして!
いよいよ中国に上陸。市内でSIMカードを買うことにした。

中国には大きく2つの携帯電話会社がある。
・中国移動(青い看板)
・中国聯通(オレンジ色の看板)
この二社だ。ま、ドコモとauくらいに思って大丈夫。

今回、両方の店に行って話を聞いたんだが、結論から言ってしまうと、時々中国大陸に来る程度の旅行者・出張者を想定すると、中国移動のほうが条件が良かった。
初期投資のSIMカード代は、中国移動が100元なのに対し、中国聯通は200元だったぞ。
日本に居て、中国のケータイを使わない月は、最低の5元だけかかるようにアプリから設定できるというので中国移動に決めた。

最初の100元は通話料やパケット料金として充当できる。カードのアカウントに預けられていて、そこから引かれていくシステムだ。

ケータイの開通に必要なものは、パスポート、ホテルの住所。そして顔写真を撮られるので本人が行かなくてはダメ。

まず、「新しいSIMカードを買いたい」と伝えよう。英語も通じるところが多いし、ダメなら「我想买新的SIM卡」とでも紙に書いて見せよう。

最初の月はボーナスで2GBくれちゃったり、いろいろその時のキャンペーンがある。使用するパケットというかデータ容量は、俺氏の場合1週間の滞在で1.5GBを目安にしている。交通から調べ物、連絡まですべてスマホが欠かせないから、そのくらい使ってしまう。これはあくまで目安で、人によって違うとは思うけどな!

あ、店によっては、まず電話番号を決めてくれと言われ専用の端末に案内される場合がある。中国では8がラッキーな数字と言われており4や9は日本と同じようにあまり好まれない。ま、好きなやつを選べ。

俺氏の場合、窓口のお姉さんにお願いしたらSIMカードを入れ替えてくれた。APN設定なども以前はいろいろめんどくさかったのだが、今回はSIMカードをさしたらすぐに使えた。もしだめでも、一旦スマホを再起動させてみてくれ。それでつながるはずだ。

大前提として、スマホはSIMフリーにしてある必要があるぞ。最近のスマホは契約後100日経てばSIMフリーにしてもらえるようになっているから、自分の使っている携帯電話会社に聞いてみてくれ。

駆け足で説明したが、不明な点があれば質問に答えるから、コメントでもしてくれよな。

ま、面倒くさいってやつは早めにモバイルWiFiを予約すれば安く使えるから、検討しとくのもいいだろう。
海外WiFiレンタル【GLOBAL WiFi】

スポンサーリンク