田中貴金属の純金積立コツコツを10年以上やった体験談

金は儲かる?

街を歩いていたらこんな看板を見かけた。

ストレートな希求力が俺氏のハートを撃ちぬいた。

これで思い出したんだが、俺氏は長いこと純金積立をやっている。
それで感じたことを書き綴ってみたい。

どうして純金積立を始めたのか

これは単純で、当時の同僚で、かなり金融商品を勉強して精通しているやつがいてだな、彼が一銭も儲からないにもかかわらず、熱心に勧めてきたのが純金積立だった。

当時の俺氏は、現金を銀行に預ける貯蓄しかしていなかったので、何かやってみたかったんだよな。それで、同僚に相談したってワケだ。だが、そのとき金相場がよくなかった。今思えば、それがいいことだということに気づかなかった。俺氏はバカだ。

話題になっているときに純金積立を始めるのは馬鹿

よく、金が高騰しているときにはテレビのワイドショーなどでも取り上げられ、街の買い取りショップなどで金が高く買い取られているシーンが放映される。だから、金っていいな! と思う人も増える時期なんだが。しかし、そこには大きな落とし穴があるんだぜ。

だってな、金相場が高いんだから、買う人にとっても高いんだよ。これから純金積立を始めるなら、同じ額で手元にもらえる金の量が減る。わかるか?

考えてみれば、めちゃくちゃ単純な話なんだよな。小学生でもわかる話だ。だから、話題にもなっていない、金の価格が低いときに始めるのが好機ってわけだ。

ドルコスト平均法で相場にはあまり左右されない

普通、日本で日本円建てで金を買うことになる。となると、ロンドンで発表される金の相場と、さらに米ドルとの為替レートも、日本国内での金価格に影響を及ぼしてくる。金相場が同一なら、円高のほうが手元に入ってくる金は多くなる。わかるよな?

で、田中貴金属では、ドルコスト平均法という手法を取り入れている。これは1か月のなかで円相場がいいときには金を多く買い、円の価値が下がったときには買い控える、ということを自動にやってくれている。だから、大きく損をすることもないし、自分は何にもしないで放置しておけばいい。楽だろ?

10年でどんだけ貯まった?

そこが知りたいところだろう。
俺氏は1か月に1万円ずつの純金積立にしているんだが、一部管理費として田中貴金属に入るお金がある。それでも──いま換金したとしても、積み立てたお金の額より、数十万円多い額が貯まっているぞ。そしてだな。
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完全に忘れていても、天引き的に貯まるので、これは本当に困ったときに助かる。いざというときに現金化するのも、意外に素早い。ジャパンネット銀行など指定金融機関なら早ければ翌日には現金になって振り込まれた。

結局どうすればいい?

金融のプロたちは、

「株は紙切れになることがあるが、金は価値がゼロになることはない」

「資産の10%程度は金にしときなさい」

と、よくいう。

どうしてか。

金は、それ自体に価値がある実体資産。だから価値ゼロにはならない。だが、ガツンと増えることもないし、利息ももらえない。まあこれだけ低金利だと、銀行預金など意味がないと思えるが……。

とりあえず、毎日の金価格を眺めてみるところから始めてみてはどうだろう。毎日値段は変わるし、社会情勢によって動きがあるから面白いぞ。

「有事の金」という言葉がスパークするかもしれん

「有事の金」という言葉がある。これもプロたちが言う言葉だが、有事、すなわち戦争や紛争、恐慌など、世界に大きな問題が持ち上がったときに、金価格が上昇するのだ。これは俺氏も何度か経験している。国家に問題が持ち上がったら、紙幣など完全に紙切れになる可能性があるからな。

アメリカがトランプ政権となり、北朝鮮の金正恩の暗殺計画もあるといわれる。ここをきっかけに中国も交えて大戦争につながる恐れもあるかもしれない。

持ってたほうがいいかもしれんぞ、金は。

田中貴金属のほか、三菱マテリアル、住友金属鉱山などが純金積立のサービスを提供しているからチェックしてみてくれ。

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