週刊新潮からネタを盗んでいた「文春砲」の詳細

いや~~、今週の「週刊新潮」は買いだぞ!

読んだ人に聞いたんだが、とにかく<「文春砲」汚れた縦断>という13ページにもわたる大特集が、本当に読み応えがあったらしい。

そもそも、同じ毎週木曜日発売の「週刊新潮」と「週刊文春」は長年のライバル。だから、同じネタがかぶることもけっこうあったわけだ。売り上げで競ってるんだから相手の動向が知りたくなるよな。そこに「電車の中吊り」というものが浮かび上がる。中吊り広告はカラーなので締切がモノクロ記事よりも一日早いらしい。そのタイムラグを利用して「文春」がライバル「新潮」の中吊り広告を定期的に入手、文春が足りない部分を慌てて追加取材して本に掲載しただけではなくて、ネットで「速報スクープ」として文春が自分の手柄に横取りした、っていうことらしいんだよな。

3年前くらいから薄々気づいてたという新潮。でも、それを「おとり捜査」的に泳がせて、ずっと情報源を探っていたようなんだよな。その過程が克明に記されていて手に汗握るらしいぜ!

それにしても、相当怒ってるようだな、週刊新潮。それが伝わる誌面だったとか。

まあ怒るのも当然だろう、だって週刊誌の売り物はネタだからな。それを盗まれたわけだから。盗用はダメ、ゼッタイ。だろう。

これは法的な動きに繋がるんじゃないかという話だったぜ。

ネタ泥棒が産業スパイとか、刑事罰の対象になるかはわからんが、業務妨害は間違いないよな。記事盗用では、WELQとかが話題になったばっかりなのに……

直撃取材された文春の新谷学編集長も、しどろもどろだったようだな。あちこちで誇らしげに本を出したりインタビューされたりしてたから、おごれるものも久しからず、ってわけか。

今後の動きが楽しみだが、俺氏は「週刊新潮」を応援したくなったぜ!

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