「まるでバブルの頃みたいだな!」
興奮したようなベテランサラリーマンの声が聞こえてきた。
まさにそんな感じ。
師走の金曜、忘年会シーズン真っ盛りで新宿や渋谷、池袋などはタクシー難民がたくさん出たようだ。
ふだんなら、客待ちのタクシーがズラリと並ぶはずのところに1台もいなくて、手をあげる酔客が並ぶ光景。こりゃマジでバブルだわ。
客たちも競争になるから、我先にと、どんどん上流にさかのぼり先にクルマを捕まえようとする。
そんな競争に巻き込まれるのはゴメンだな。それでも優先的に迎車を呼ぶ方法はある。
その答えは、スマホアプリだ。
全国タクシーというアプリがiPhoneもAndroidもあるんだが、これで呼ぶと数分待つが、きてくれる。
繁華街はタクシー不足でも、そのすぐ外側は意外にたくさん空車がいるものなのだ。
迎車代が410円とか370円とか、会社によって違うが、寒空の下でいつ来るか分からないタクシーを待つよりはスマートだ。とくに女子を送ってやりたい場合などは喜ばれるぞ。
ただ大声でタクシー!と叫ぶばかりが若手社員の役目ではない。アタマを使って勝負しよう。