二分の一成人式で子供に裁判所の法廷傍聴させる意義って

年末で久々に会った知り合いのパパさんから聞いた話なんだが、面白かったので披露したい。

子供が10歳になると小学校では「二分の一成人式」というのをやるらしいんだが、そのパパさんは必ず裁判所に傍聴に連れていくんだそうだ。

刑事裁判で拘留中のの被告人は、テレビや新聞ではモザイクがかかる、手錠に腰縄姿。屈強な制服姿の官吏に両側を囲まれて出廷する。そして、開廷と同時に手錠が外される。

犯罪を犯したら公開の裁判に引き出され、こんな惨めな目に遭い、こんなにいろんな人を煩わすことになるんだ、というのを見せたいというのだ。

ナルホド…
ナイスアイデアだな。

たしかに小学生くらいで、この映像はインパクトあるだろう。

最近は、小中学生で団体で傍聴するところもけっこうあるらしい。

たしかに、大人にとっても市民には見えにくい「司法」が機能している現場を実際に見てみる意義は小さくないだろう。

ただ、傍聴する事件の罪状には気をつけよう。殺人とかわいせつ事案なんかだと子供に聞かせられないのもあるからな!

あと、居眠りは厳禁! 厳粛な法廷の雰囲気に、けっこう疲れてしまうらしい。

その父親のように、10歳で裁判所に行く、とか我が家ルールを持っておくのもいいかもれない。

スポンサーリンク