「下剋上受験」原作本を読み終わったら

おお。心の友たちよ。

俺氏は泣いている。
先日買ったと書いた、ドラマになった「下剋上受験」の原作本を読み終えたからだ。
泣ける! これ、泣ける。

あまりネタバレになるのもいかんのだがw

やっぱり娘と父とのストーリーって泣ける。というのも、父が本当に娘を愛していることが伝わってくるからだ。愛ったって、簡単なものじゃなくて、心の底から「充実した人生を送ってほしい」「自分のようになってほしくない」という切実な思いが含まれていたからだ。

受験って、結果がわかりやすいだけに、共に戦う人とは心から一体感を覚えることにつながりやすいと思う。まったく関係ないが、選挙もそうだ。自分が当選したわけでもないのに、選挙事務所スタッフが我を忘れて当選を喜ぶ、そんな場面はTVでも見たことがあると思う。受験って、あれに近いと思うのだ。

もし奇跡を起こせるなら、自分は死んでもいい。受験前にそう吐露する父・桜井信一氏の言葉は偽りないものだろう。それはすごくわかる。

二人三脚で中学受験を戦った父子。結果はどうあれ、思い出は一生の宝物だろうな。

文庫本で買った俺氏だが、末尾にあった娘の佳織ちゃんの言葉がいちばんグッときた。泣けた。ぜひ読んでほしいぞ。ハンカチとティッシュの用意を忘れずにな。

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